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日本ディベート協会選出  2023年「ディベーター(ディベート)・オブ・ザ・イヤー」 決定のお知らせ

特定非営利活動法人日本ディベート協会(Japan Debate Association (JDA))は、「ディベート(議論)とはかくあるべし」というモデルを日本でディベートを学ぶ人たちのために提示し啓発するべく、「ディベーター(ディベート)・オブ・ザ・イヤー(Debate(r) of the Year (DOTY))」賞を毎年選出しております。

この度JDAは「認定特定非営利活動法人CALL4」を2023年DOTYに選出いたしました。受賞理由は以下の通りです。

同法人は、「社会問題の解決を目指す訴訟(公共訴訟)」に特化したウェブプラットフォームCALL4(コールフォー)を運営し、公共訴訟ケースへの支援を募るとともに、多くの訴訟資料を公開している。CALL4は「共感が社会を変える」という理念に基づき、公共訴訟の背景と、訴訟に込められた人々の思いや物語を届け、人々がそれぞれのやり方で訴訟に関われる場を提供している。

公共訴訟における議論とは、「私たち自身が生きる社会をどうしていくのかについて」の議論であり、CALL4は、正確で網羅的な情報の提供によって、私たちに多角的な気付きを与え、そこにおける生産的な議論を後押ししようとしているのである。同ウェブプラットフォームそれ自体の中で議論が活発に行われているとは必ずしも言えないが、社会問題について議論するきっかけを作り出し、公共訴訟という形態をとった議論の場を支える活動を展開しているという点で、同法人は、JDAが積極的に認知・評価・賞賛すべき建設的な議論活動を行っていると言える。

受賞をうけまして、CALL4様よりコメントをいただきました。

私たちが支援する公共訴訟というのは、さまざまな利害や価値観が対立するイシューを巡って、事実と証拠、そして法に基づきなされる議論です。私たちは、勝ち負けそのものだけでなく、この議論をすることに大きな価値があると考えてきました。ですから、今回の日本ディベート協会様から、私たちが目指す本質をご理解いただき、栄誉ある賞を頂戴しましたことを大変嬉しく思っております。これを励みに引き続き精力的な活動を続けていきたいと思います。

認定NPO法人CALL4 共同代表 谷口太規

お忙しいなか、受賞コメントをいただきありがとうございます。

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