第15回JDA ディベートセミナー報告



講義風景


練習試合前の準備風景


講義風景


練習試合前の準備風景
去る4月29日(日)、代々木の国立オリンピック青少年記念センターで開催されました第15回JDA One-dayディベートセミナーの報告をさせていただきます。
 参加者は34名、今回はディベート経験のある方の参加も目立ちました。また遠く新潟からの参加もありました。午前中はJDA理事の瀬能和彦さんによる講義、午後は「日本は首相公選制を導入すべきである。」という論題で試合を行いました。当日のようすについては瀬能さんの報告をご覧ください。
 最後にセミナーを受講者の感想を掲げました。講義や試合の進め方については今回も大好評をいただきました。
 次回は7月8日(日)に開催いたします。皆様の参加をお待ちしております。
                     
JDA理事 篠 智彰


講師報告

瀬能 和彦(日本ディベート協会理事)


20001年4月29日、東京代々木のオリンピックセンターで第15回JDAOne-Day Debate Seminarを開催致しました。当日は、マスコミを研究する大学生、主婦、会社勤めの方など、総勢34名の参加者があり、講義室がほとんど満員という状態でした。

セミナーは予定通り9時30分に始まり、午前中は瀬能によるディベート入門講座を行いました。講座では、ディベートとは何か、ディベートの意義、メリット・デメリットの証明ポイントなどを練習問題を解きながら、レジュメを用いて説明致しました。今回のレクチャーも、参加者のみなさんから活発に質問を頂き、それに答える形でレクチャーを進めましたが、みなさんの熱心な様子に頭の下がる思いでした。午前中のレクチャーは、予定通り12時30分をまわった所で終了いたしました。

昼休みをはさんで、午後は1時30分より、受講者全員が3人、あるいは4人ずつのチームに分かれて練習試合を行いました。今回の論題は、自民党の総裁選直後ということもあり、「日本は首相公選制を導入すべきである。」としました。配布した資料をもとに準備を行って頂きましたが、どのチームも、「どのようなメリット、デメリットを出そうか」「相手の議論にはどのように反論しようか」と活発な討議を行い試合に備えていました。議論が抽象的になりがちな論題で、実際の試合ではどのチームも重要性・深刻性の出し方に苦労されていたようでしたが、どの対戦もディベートを初めて行ったとは思えない、内容のしっかりしたものになっていたようです。

講座終了後、受講者のみなさんのアンケートを読ませていただきましたが、みなさんに喜んでいただけたようで、講師としても非常に嬉しく思いました。これからも受講者のみなさんがディベートを続けていっていただければ幸いに思います。(実際、セミナー後、数名の受講者の方々から、レクチャーでご紹介した社会人ディベートの例会に参加したい故、メールを頂いております。)

最後になりましたが、お集まりいただいた受講者の皆さん、当日の運営を担当頂いた篠さん、二宮さん、午後のインストラクターとジャッジをしていただいた古宅さん、小西さん、筧さん、是澤さんにお礼を申し上げます。

参加者アンケート結果

○実際に体験できていい経験をしました。その場のことではなく何をいいたいかといことが大切と再認識しました。(公務員)

○本を読んでわかったと思っていましたが、実際自分で参加してみて、ディベートが訓練を要するということを実感しました。(大学勤務)

○いろんな人の考えを知ることができた。相手の意見を打ち負かすというより、自分の考えを深く考えるいいきっかけとなった。

○自分がどれだけ普段論理的に考えていないか分かりました。ノートの取り方をまず勉強します。(会社員)

○ディベートを初めて経験しましたが勉強になりました。これを機会にさらに突っ込んで取り組みます。(会社員)

○相手に納得してもらうスピーチは何か少しでもわかったような気がする。ディベートは講義だけでなく実践を交えることが大事だなと思った。今後どんどん経験をつんでいければよいと思う。(学生)

○全く初めてのディベートで理論を聴いたことを実施することは難しいことだと思いました。また基礎的な話す能力、考える能力、聴く能力をもっと向上させたいと思います。(会社員)

○瀬能先生の講義はわかりやすくてとてもよかった。ディベートももっと練習したい。(会社員)

○性に合うのかなと思っています。(高校教員)

○おおよその理論はわかりましたが練習の必要性を感じました。またノートを取ることもまだできません。(会社員)

○午後の実体験でディベートということが身にしみて感じることができた。終了後先生が細かく親切に講評を述べてくださったので反省すべき点が見つかった。(保健施設職員)

○議論の難しさとおもしろさを実感しました。ディベートは自分と向き合うためにも必要な技術であるとおもいました。(学生)

○午後の実践では論題に対する準備ができていなかったこともあり、根拠、証明、説明に欠けていたと思う。とても良いセミナーでした。(会社員)

○今までやってきたディベートとちょっと違うんで、というか、形式が違っていたので驚きました。でも今回のセミナーを通して、部分的にディベートの形を学ぶことができたので良かったです。これからも自分の活動に生かしていきたいと思います。(学生)

○他の意見をよく聴く、理論立てする、うまく説明する、これらがこれからの努力しだいで改善できるのではないかと少し自信がもてた。(学校職員)

○非常にためになった。レジュメは要保存です。思考がクリアになりました。初対面の人とディベートすると迫力を感じて怖い...。(JBDFの例会では感じたことがなかった。)(会社員)

○論点を絞ってそこを攻めることが難しい。ノートを取ることも難しく、議論ができないことが分かった。(会社員)

○実際にディベートをする経験がためになりました。ディベート後の解説が大変勉強になりました。

○資料のまとめ方などが分かった。言いたいことをいうことの難しさがわかった。(保健施設職員)

○初めて正式な形のディベートをしましたが、難しかったですが、解説などをきいていくにつれ、面白いと思いました。(学生)

○とても勉強になりました。ディベートをこれからしていく上で、日々の論理的思考の訓練が大切だと身にしみてわかりました。(学生)

○以前に少しやったことがありましたが、基本的なフォーマットなどをよく知りませんでしたので、改めて勉強になりました。しかし練習で一緒に組んだ方々は、初めてと言われていましたが、スラスラと話されていましたので、驚いてしまいました。やはり社会問題というのは皆さん問題意識を持っていて議論になりやすく面白いと思います。インストラクターで指導してくださった方も冷静に丁寧に指摘をしてくださりありがたかったです。なるほどと思いました。また練習の議題にほどよく資料をつけてあり助かりました。

○ディベートは「表現力」が大切だなと思いました。実際頭の中で理解していることや言いたいことをいかにうまくジャッジに見せるかというテクニックの部分を今後意識して取り組みたいと思います。ただ2月に比べ少しは話せるようになったことが励みになります。

○本で読んだよりも実践はとても難しくてうまくいきませんでした。この悔しさをバネにして勉強を進めていきたいと思います。

○意外な意見が反駁として出たのであわててしまった。ターンアラウンドとして活用できるはずであったのに残念である。テクニックを身に付けて上手にまとめられるようになりたい。とても為になったし興味をもてた。(会社員)

○準備時間が短いのでなかなか考えを通すことが難しかった。資料を集めることができなかったのもストーリーを作る上で停滞してしまった。初めてのディベートではなかったのに、結局その場で反駁する状態になってしまいうまくできなかった。いただいた資料はとても参考になります。ありがとうございました。

○中途半端な印象を持った。ディベートは緊張した。訓練が必要だと思った。(看護婦)

○講師の方々すばらしかったです(レクチャーの先生もジャッジの先生も)。自分の能力を高める必要があるわけですが、物の考え方んお筋みたいなことを体験できました。やはり論題への基礎知識も身に付けないと...。(会社員)

○やっぱり難しかった。でもすごいよい経験をさせてもらった。(学生)

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